和食
 
 

こ熊や
(和食)
場所:山口市湯田温泉3丁目1−15(湯田第一ビル1F)
電話:083−932−6155
コース 4千円から

洗練された雰囲気の中、極上の料理をいただける、湯田一押しのお店。こだわりの素材と手の込んだ調理で、どの料理も繊細な味を醸し出し、一口食べるごとに幸せを感じることができる。
器にこだわりがあるのも、この店の特徴。それぞれに違う箸置きが並び、出てくる料理のお皿もそれぞれに味があり、一人づつ違ったりするのもおもしろい。信楽焼を現地で購入してたりするんだそう。
コースは、4千円から。食べたら分かる、そのお手頃感が。前菜から始まり、肉と魚が順に出てくる。季節の素材を使ってて、魚料理にはクリームソースと共に菜の花が使われてたり。手作り豆腐は、岩塩を振りかけていただく。素材の味が引き出されてて、これまた感動。岩塩は、好みの量を卸し金で卸す。ちょっとした趣向もおもしろい。締めは、焼おにぎりのお茶漬け。脂の乗った焼鮭と共にいただける。
料理は、おいしいものを少しづつといった感じ。お腹に余裕がある分、最後までおいしさを感じながら楽しめる。幸せってなんだっけ?、そんなことを思い出しに訪ねたい。
4人がけ、5人がけテーブルが一つづつに、8人程度座れるカウンターと、こじんまりしたお店。要予約で、ご利用を。

 
                                                    

 

割烹 福助(和食)
場所:山口市湯田温泉2−2−19(高田公園前)
電話:083−925−1616
時間:17時−23時30分、定休日:日曜、祝日
コース 6000円程度から

湯田の高級割烹として知られる福助。ふぐを専門とするお店で、コースを頼むとかなりいい値段になる噂ばかりを耳にしつつ、ようやくの訪問。聞いてみると、6千円程度からコースがあるようで、それならとここを選んだもの。。

前菜はゴマ豆腐と葉わさびの醤油漬け。それぞれに一工夫有り、特に葉わさびでは、おいしさのある辛味を味わえ、ちょっと感心。刺身は、いか、海老、サザエの他、ウニも合わせて付いてくる。くさみ、苦味のないほんのり甘みのあるウニを食べさせてくれるのが、この店のレベルだな。きりたんぽ鍋を味わった後に、ふぐの刺身がお目見え。ようやくの福助気分に浸りつつ、続いて出てきたのどぐろのから揚げは、丸ごと一匹頭まで食べられる、最も印象に残る一品。のどぐろ自体おいしい魚だけど、揚げ方が絶妙。どこまでもパリパリと軽い食感で食べられる骨。これは、もう芸術の域だなと感心しつつ。素材も地の旬のものを使っていて、締めも筍ご飯と白魚入りお吸い物だったりと嬉しいとこ。

どうしても敷居の高さから避けがちとなる割烹。そこで食べられる料理は、やっぱり素材、技ともに光るものを感じさせる。4人程度でも個室を作ってくれるから、会社での飲みやちょっとした家族でのイベントに一度訪ねてみるのもいいのでは。

 
                                                    

 

坐楽(あぐら)(和食)
場所:山口市湯田温泉2−1−11
電話:083−928−6277
時間:11:30−13:30、17:30−21:00、定休日:月曜

4品+ご飯・汁物・デザート 2100円
6品+ご飯・汁物・デザート 3100円

6品+ご飯・汁物・デザート 4200円
8品+ご飯・汁物・デザート 6300円

ホテルニュータナカから南へ数十m、高田公園の側となる飲屋街の少しはずれにひっそりとたたずむ、京味割烹「坐楽」。こだわりを感じさせるおしゃれな造りは、外観に留まらず内装にも見て取れ、木作りの柔らかな雰囲気の中、ゆったりとした時間を過ごすことができる。1フロアに、床暖房付きの掘ごたつ式テーブルが3つと7,8人は座れる大きなカウンターがあり、広めの通路がゆとりのある空間を作り出す。

料理は、コース料理の他単品もあるが、コースで料理の流れを楽しむのがいいだろう。今回いただいたのは、ズワイガニが付く季節限定のコース。まず最初に蟹がお目見え。三杯酢でいただく適度な量の茹で蟹がおいしく、蟹からあふれる旨みを楽しむ。続いて、前菜の盛り合わせ。菜の花の辛し和えや煮ダコ、ふんわりとした卵焼き等7品で、上品な味わいのある料理をいただく。煮物は、ここの一つの売りかもしれない。職人の腕を実感させるこの料理は、どこまでも上品でいて、その深い味わいに感心したもの。目でも楽しめる印象深い料理。焼物としては、鰆の西京焼きが出る。脂の乗ったものの良さと、味付けのバランスがとてもよく、西京焼き本来のおいしさに出会う。横付けの味噌も、適度なアクセントとして楽しめて。その他天婦羅盛り合わせや茶碗蒸し等が出、デザートで締めとなる。その一品一品に、派手さはないが、細かなこだわりを感じさせ、その上質な味わいに感心させられたものだった。

割烹との名が付くとおり、大人が楽しむ、上品なお店。落ち着いた雰囲気とおいしい料理にそれなり手頃な値段が、ここの利用を後押しする。個室じゃないため、利用の範囲が限られるかもしれない。それでも、目上の方や料理の好きな人とゆっくりとした時間を楽しみたいなら、ここのお店をおすすめしたい。

 
                                                    

 

風月(和食)
場所:山口市湯田温泉3丁目3−16
電話:083−921−5191
時間:11時30分−13時30分、17時30分−22時30分

会席(要予約) 3500円〜
風月御膳 1785円
刺身定食 1365円

会席料理(9〜12品) 5千円〜
鍋料理 5千円〜
河豚料理 1万2千円〜

夜のコースは5千円からとの値段に一度は断念した店をようやく訪問。湯田の別の地からの移転だとかで、店はまだまだ新しい。カウンターだけじゃなく、奥には15,6人入る座敷もあるから、大人数での利用も可。今回利用したのは、掘り炬燵式の6人用テーブル席。小窓から庭も見れ、ゆったりとくつろいで過ごす。

利用時は、5千円のコースを注文。料理は、しっかりと手の込んだ和食料理。付出しとして並ぶは、こんにゃくの刺身、いかの塩辛、海老の味噌焼き等。素朴な素材の味を楽しむ。和食の評価を左右するのは、やはり刺身。その意味じゃ、この時点ではや上レベル。旨みをしっかりと味わえるはまち、帆立の貝柱はさっぱりとした上品な味わいがたまらず、ねちっとした柔らかな食感も同時に楽しめる鰹からは鮮度のよさを知ることができる。おいしい刺身ってのは、どんな料理にも優るものだと勝手に思いつつ。

汁物として菜の花、細切り筍、蛤によるお吸物に続き、筍のホイル焼きと温かい料理をいただく。ホイル焼きは、生えだちの柔らかい筍をあっさりとした味噌ダレで食べさせる一品で、筍の柔らかくほっこりとした食感が印象的。素材を味わえる薄目の味付けも嬉しいとこ。鍋料理として付いたのは、鰆のしゃぶしゃぶ。刺身でも食べられると言う新鮮な鰆を熱したダシにくぐらせ、酸味の効いたゴマダレでいただくもの。ゴマダレがおいしく、もう少し具材の量をと思ったもの。最後に出てきたのは、天婦羅。シソで巻いた白魚と海老の2種の天婦羅をカレー塩でいただくもので、新鮮な素材のプリッとした食感を楽しむ。

付出しの他料理を9品、しめにはご飯、デザートと出、味と共に十分満足のいく量があったのも嬉しかったこと。障子で囲った部屋のため、通路を挟んだ隣の部屋の声が聞こえ、大きな声の人は話す内容にちょっと気を付ける必要があるかも。それに、ここの問題は、そのサービス。3月末利用で多忙なのは分かるが、注文した飲物は遅いのみならず忘れられたりも。河豚に付けるよう最初に説明を受けたポン酢は、最後まで使うことがなく、その後頼んだコースに河豚が付かないことを知らされる。ミスはいいが、その後のフォローの仕方は少し考えどころ。店を出る際の対応といい、接客レベルはかなり低いので、それなりの心積もりで、気持ちに余裕を持って臨みたい。

料理はどれも素材を活かしつつ、ちょっとした工夫が見られ、最後まで楽しめた。雰囲気、料理ともに上品でレベルが高いが、間違っても気軽に友達同士で立ち寄る店じゃなし、会社の少人数での飲み会辺りが望ましい。まずは、気軽にランチで相性を確かめるのがいいんだろうな。

 
                                                    

 

嵯峨
(和食居酒屋)
場所:山口市湯田温泉6丁目1−11
電話:083−925−1144
メニューは、日ごとに白板に。5、6品を二人で食べて、一人4千円程度。

おいしい鮎を食べようと上司に誘われ出かけて店が、居酒屋嵯峨。店内は、足を下ろせる掘りごたつ式カウンターが、調理場を挟み2方にあるのみ。シンプルな作りから分かるよう、若い人にはちょっと近づきにくい、落ち着いて料理を楽しむ大人の店。客層も、仕事帰りの年輩サラリーマン同士が中心といったとこ。
お店の前に出された白板で、今日の料理を確認。店内メニューも書き出されたもののみで、仕入れに応じてメニューが決まる模様。食べた料理は、刺身盛合せ、メバルの煮付け、メゴチのシソ巻き揚げに、本日のメイン・天然鮎の塩焼き。見たこともない大きさの天然鮎は、錦川上流産なんだとか。ここは、どの料理もワンランク上の上品さ且つおいしさが味わえる。素材レベルが違うに留まらず、煮付けを始め調理によりおいしさが引き出されてるのを実感しつつ。ちなみに鮎は、朝方電話して仕入れてもらったもの。そういう注文も受け付けてくれるお店のようで。
普通の料理を、当たり前においしくいただける。間違いのない店として、味にうるさいおじさん達が、どこからともなく集まってくる理由が分かる。値段は、それなり。天然鮎を付けたのもあるが、一人6千5百円。たくさん料理を食べる店じゃない。お酒を中心に、料理を軽くつまみつつ、まず最初の店としてゆったり過ごすとこだな。
 
                                                    

   

西京旅館
(和食)
場所:山口市湯田温泉1−6−3
電話:083−922−0320
コース 4000円

数ある湯田温泉の宿の中でも、一・二を争う料理のおいしい店というのが、ここの評判。いつも予約でいっぱいの中、ようやく職場の宴会で利用することに。湯田のメイン通りを一歩中に入ったとこにある、旅館。玄関を入ると、小さいながらも趣きある庭園があり、ほっと心落ち着ける空間となっている。基本多人数の食事は2階のようで、まずは1階の待ち部屋でしばし待機することに。
料理は和食で、手の込んだ旅館の食事といったとこ。どの料理も一工夫が加えられ、感心しながら食べ進め。刺身もおいしかったし、カボチャのクリームソースがけなんてのもカボチャの甘みとクリーミー感がよかったな。ちなみにメインは、牛肉の大葉焼き。味噌ソースと肉からとけ出る脂のハーモニーを楽しんで。最後に、ご飯物とデザートを食べての締め。この値段で、この料理が食べられるなら、その評価にも納得。温泉にも入れるし、宴会の機会があるなら、ぜひ一度利用してみてはと思うとこ。

 
 
                                                    

 
まさらっぷ

まさらっぷ
(創作和食)
場所:山口市湯田温泉2-1-1マツダビル1F (湯田温泉ホテル松政前)
電話:083−928−5775
お店HP


創作和食のおいしい料理をいただけます。1階はバーのような雰囲気で数名での落ち着いた利用に最適、2階は掘りごたつ式座敷で4名以上大人数での宴会利用に向いている。2階は、隣同士が区切られているから、周りを気にせず会話できるのもいいところ。
コースは3000円からあるが、単品を頼むと結構いい値段になるから、注意したい。ここのお気に入りは、毎月季節の食材を使ったコースを作っていること。蟹、伊勢海老、鮎、鱧、松茸等と、その時々の尽くしコースが5千円でいただける。ちなみに上の写真は、松茸尽くしコースを食べた時のもの。土瓶蒸しに、焼き、ご飯、天ぷらと味わい尽くした松茸を思い出す。
料理の味は、創作和食という点で湯田では一歩抜けた存在では。決して和食の原点から大きく外れないことが、シンプルにおいしさを感じられる理由だろう。
大切な人とゆっくり、おいしいもの好きの仲間とわいわい、ちょっとした宴会で、それぞれのケースに対応できる安心して選択できる店。値段もそれなり、どうせなら、グルメに価値を感じる人と、出かけたい。
 
                                                    

 
創作料理
 
 
 

菜のはな
(和風居酒屋)
場所:山口市湯田温泉3丁目3-4(湯田温泉中通り。ホテル翆山壮前)
電話:083−922−1312
コース 4000円〜

2階建て一軒家を改装したつくり。
1階カウンターの雰囲気もさることながら、2階は畳部屋で壁に描かれた絵もなかなか。
料理は、創作和食の本格派。まじでおすすめのおいしい料理をだすお店です。
ぜひ、恋人でも連れて、語りつつおいしい料理と雰囲気を楽しんでほしい。
 
                                                    

 

菜月
(創作料理)
場所:山口市熊野町1162−27(旧9号沿い、湯田の東端。金龍ラーメン道路対面)
電話:083−934−8699
3千円コース+飲料で5千円程度。
単品
焼物(焼き鳥300円、手羽先450円、菜月の焼餃子550円)、鉄板物(里芋とベーコンのモッツァレラ焼650円、地産牛の鉄板焼750円)、揚物(海老のチーズ春巻650円、小鰯梅しそ天プラ680円)

和食系飲み屋としては、料理もおいしいし、雰囲気も落ち着きいい感じで、一押しの店。お酒の種類が豊富なのも嬉しいとこ。10〜20人と4人程度入れる個室や隣どおしで座れるカウンターがあるのも、使い勝手がよくいいとこ。
ちょっと落ち着きおいしいもの食べたい時に、おすすめしたいお店です。
 
                                                    

 
居酒屋
 

ゆい(馬肉料理)
場所:山口市湯田温泉1丁目7−18(ホテル松政前の交差点から、100m程南下したビル1F)
電話:083−923−6672
時間:18時−24時(LO22時30分)、定休日:日曜(祝前日の日曜営業)
お店HP
極選霜降大トロ 3500円
特選霜降大トロ 2500円
特選赤身(ロース、ヒレ、サガリ) 1350円
コウネ(たてがみ) 1100円
特選おまかせ5品盛り(3〜4人向け) 4500円
味くらべ(1〜2人向け 少なめ5点盛り) 3300円
桜ユッケ(トロ、赤身、コウネ)
握寿司(極選大霜降)2貫 1400円
馬力丼(カルビー焼肉) 980円

馬肉料理のゆい、その名前は聞きつつも、常連が集まる敷居の高そうなイメージと、それなり値の張る馬肉料理を、本場の質が保証されない山口で食べることもないだろうと選択することがなかった中、グルメな友人の提案を受け、初めて足を踏み入れる。

店内は、テーブル席が3つと、カウンターからなり、まずはそのスタイリッシュな雰囲気に驚き。店内に漂う上品な空気感が、ゆったりと落ち着いた時間を過ごしたい大人を歓迎してくれ、個室はないながら、カウンターを含めた掘り炬燵式の足を下ろせる席により、ゆっくりとくつろいで過ごすことができる。

コースは4名以上、焼肉としゃぶしゃぶに限られるから、単品を選ぶのが王道。なにより、この店に来たなら、馬刺しを迷わず頼みたい。
○○料理をうたいつつ、それがメニューに占める割合はわずかばかりと言う店はよく見かけるが、ここの馬肉へのこだわりは、そのメニューを見れば分かる。メインはもとより、サラダからご飯ものまで、それぞれ馬肉を使った、おいしそうな料理が並ぶ。馬肉へのこだわりを感じつつ、山口にも、形だけではない、こういう店があるんだなと妙に感心。

2人利用だったこともあり、1〜2人向けの馬刺し盛り合わせ「味くらべ」を注文。極選大トロの値段を見つつ、5点で3千円じゃ量も限られるかなと期待はしていなかっただけに、出てきたら長皿に感動。しっかりと盛られた、光り輝く馬刺し達。種類は、生レバー、コウネ(たてがみ)、赤身、バラトロ、特選大トロ。ニンニク醤油、塩・ゴマ油、生姜醤油の3種のタレを部位ごとに変え、それぞれの味を楽しむ。

昔は全国各地から馬肉を仕入れていたらしいが、最近の霜降肉は熊本に限れるから、仕入先も熊本のみとのこと。ブランド牛と同じように、飼料にこだわり、ビールを飲ませ、クラシックを聞かせ、プールで泳がせと、手をかけて霜降馬肉を育てているという。

上質な馬肉ならではの、くせのない、霜降りでありながら決してもたれない、体温で自然融解し口の中で広がる旨みのあるやわらかな脂のおいしさがたまらない。赤身の柔らかな食感とさっぱりとしたおいしさもくせになるし、コウネ(たてがみ)のコラーゲン質の脂が解ける味わいもいい。そうそう、馬刺しってほんとにおいしいものだったよね、と何度も忘れていた記憶を振り返る。

こうなれば馬尽くしと頼んだ桜ユッケは、トロ、赤身、コウネの刺身を細かく切り、辛味のあるタレで混ぜる一品。しっかりと効いたタレが、馬刺しを引き立て、箸とビールがよく進む。お口直しにと頼んだのは、ゆいサラダに海老入りさつま揚げ。特にさつま揚げは、たっぷりの海老と、たらのすり身を使ったとろける食感の揚げのおいしさを付け塩で引き立てるもので、ぜひ食べておきたい一品。

そんなに食べたつもりはないけど、この辺でお腹も十分満たされ、そろそろ締めへ。そう再々来れそうもないしと、思い切って頼んだのが、極選大霜降の握寿司(二貫1400円)。うーん、これはすごい。厚みのある霜降り肉は、口の中に入る段階でしっかりと脂がこなれる適温に調整され、食べた瞬間にはなんともいえない柔らかな食感と、口いっぱいの肉が、噛むほどに旨みを出しつつ溶け出す感覚を味わう。
さすがに、カルビー焼肉の馬力丼までは食べ過ぎたと少々反省したから、握りあたりで一旦調整するのがいいだろう。

馬肉といえば、本場・熊本。熊本・鹿児島旅行の際に、熊本市内の郷土料理店「五郎八」で大トロ馬刺し「世界一」を食べて以来、このレベルの馬刺しを熊本以外で食べることは難しいだろうと、あえて選択肢から外していたところがあったけど、山口でも馬肉の突き抜けたおいしさを味わえる店があるんだと、ただただ感心。

利用時は来客がほとんどおらず、店内が埋まった際の状況は少し気になるが、雰囲気のよさといい、料理を楽しめる貴重な大人の店として、重宝しそう。値段は、最初に書いたとおり、なかなかいい。話に聞くと、2次会利用に人気があるようで、ちょっと馬刺しをつまむ感覚で行くと、リーズナブルにちょっとした幸せな瞬間を味わえるのだろう。

大人数で行く店じゃない。2人程度で、ゆっくりと語らいながら、時間を過ごしたい。山口で馬肉というハードルを下げて一度訪ねてみれば、驚きを伴うおいしさの発見という楽しみに出会うことだろう。

 
                                                   

 

食彩居酒屋 かくれ家(居酒屋)
場所:山口市湯田温泉2−2−9(カラオケダックス湯田店近く)
電話:083−922−3550
時間:17時−24時、(日曜)17時30分−23時、定休日:火曜
天然ひらめ薄造り 1200円
ひらそ刺身 900円
殻つき牡蠣焼き 1000円
和牛刺身 1000円
熊本産馬刺し 1300円
クジラ竜田揚げ 1200円
鶏もも塩焼き 800円
ペペロンチーノ 900円
ミックスピザ 900円

山口市湯田温泉、居酒屋・哲を目指していくと程近い、小道のそばにたたずむ居酒屋・かくれ家(かくれが)。店内は、カウンターが8席と、奥には座敷のテーブル席。半個室的な区切りもあり、少人数からグループまで、柔軟な利用が可能。

歓送迎会で湯田の町が盛り上がる中、どうにか2つのカウンター席を確保し、初訪問。食べたいものをと、料理はコースを指定せずにアラカルトで。メニューは、刺身を中心とする本日のおすすめと、サラダ、一品料理、パスタなどからなる定番からなり、その種類は、厳選した食材を感じさせる魚介、肉(牛、馬、鶏)をベースに数十種類に及ぶ。

多種ある刺身からは選びきれず、手っ取り早く盛合せを2人前注文。注文時、クジラのさえずりについての質問を受け、盛合せにしっかりと加えてくれるところが嬉しかったりする。この刺身盛合せが、本当に豪華。サザエ、生牡蠣は殻付でそれぞれ一つずつ。いか、地ダコ、ひらそ、ひらめと、この日のおすすめ刺身をほぼカバーする。しっかりと味わえるほどの切り身の厚さ、その新鮮さがもたらす刺身のおいしさは、さすがの一言。このレベルを普通の居酒屋で味わえることが、山口県の良さだなと思いつつ。

魚料理は他にも、ひらそかま塩焼きやのどぐろ一夜干し、うなぎ白焼き等々。そしておすすめの一品は、下の写真にあるクジラの竜田揚げ。ギュッとつまったクジラ肉の旨みが味わえる竜田揚げは、やはり外せないメニューだなと。

おいしい刺身を出す店=魚料理専門を覆すのもいいところ。肉料理の充実ぶりは、なかなか必見。単なる焼鳥程度に留まらず、和牛の刺身、タタキ、グリルに始まり、熊本産の馬刺しと素材で勝負。ちなみに鶏料理では、地鶏のたたき、手羽塩焼き、砂ずり唐揚げ等々、それはそれで充実しているのだが。

なんとも魅力的な料理が多く、ついつい食べ過ぎ。なにせ、一品目の刺身盛り合わせで、はや満足いくボリュームがあったりして。クジラ、馬刺し、牛たたきと、この3品を自信を持って同時に出せる店が、どれほどあるのか。そこに付きまとうリスクを感じずにはいられないが、そのしっかりした仕入れルートと、それを売り切る自信、そういう心意気が嬉しくなる。

値段は、その料理を思うと納得もいくが、やはり高め。しかも、誘惑にかられていろいろと注文しすぎると、あー今回もやっちゃったなと思うことしかり(今回は二人利用だったこともあり、一人8千円程度になってしまい・・・)。お酒のみの方はいいが、料理をメインに楽しみたいなら、いくらで料理をと頼んだ方がいいかもしれない。

お店の雰囲気。隠れ家から、しんみりとした個室仕立ての小料理屋をイメージするが、ここはあくまで居酒屋。ただ、席数、値段から大衆的な雰囲気になる可能性は低く、密談・接待の場でないなら、大人の社交場として十分に活用できる。結局、カウンターで語らうなら、周りのことなど気にならないものではあるけど。

ちょっと贅沢をして、本物の味に出会いたいとき、仲間と一緒に語らいたいとき、この店を利用したい。
(2012年3月訪問)

 
                                                   


鉄板焼き 広島風お好み焼き 哲(居酒屋)
場所:山口市湯田温泉2丁目3−1
電話:083−925−5780
時間:11時30分−14時、18時30分−24時、定休日:日曜
お店HP
エリンギと生イカのバター醤油炒め 500円
トントロステーキ 650円
豆腐とホルモンの辛みそ煮込 800円
お好み焼き(五エ門スペシャル) 1000円

湯田、大衆居酒屋waiwai村の向かいにある鉄板焼をメインとした居酒屋。テーブル席は3つあり4,5人程度の人数で気軽に利用できるも、店の雰囲気はにぎやかな居酒屋、仲間同士の利用がベスト。今回利用時に案内されたのは、カウンター。5,6人程座れるカウンターは、目の前に広がる鉄板での調理を見ることができ、なかなかお勧めの席。

料理は、ほぼ鉄板焼き尽くし。煮込み料理まで、アルミホイルで鍋の形を作り、鉄板の上で作られるから、その過程を見ているだけで楽しめる。さっとできあがるシンプルな料理は、岩塩等こだわりの調味料やにんにくの使い方、シソといった風味を加えるアクセントにより、ビールにたまらなく合いガッツリ食べられるおいしさを味わえる。
エリンギと生イカのバター醤油炒めは、イカの鮮度を感じさせるプリッとした食感が楽しめ、後味をさっぱりとしめてくれるシソ風味のバランスが嬉しい。トントロステーキは、豚の頬肉を辛子にんにく醤油でカリッと炒めた一品で、脂身のおいしさを楽しめる。豆腐とホルモンの辛みそ煮込は、おすすめの一品。しっかりパンチの効いた辛さだけじゃなく、辛さの中にしっかりと旨みを感じられるのが印象的。辛さを味わえる辛味、なかなかこれを味わえる料理がないもので、冬季限定メニューという縛りが残念なとこ。しめにはやっぱりお好み焼き。鉄板焼きと並んで看板にするお好み焼きは、その自信に違わぬおいしさ。おすすめの哲スペシャル(950円)と悩んで選んだ五エ門スペシャルは、広島の繁盛店「五エ門」で修行したという店主の自信の一品らしい。で、感想。こりゃ確かにうまい、広島風のボリュームはもちろん、強めの火力で焼き上げたパサっとした食感に久々広島風のおいしさを思い出す。

にぎやかな店、仲間と共に少人数で利用したい。料理がおいしいことはもちろん、値段の安さを思うと、とってもおすすめしたいとこ。2人でしっかり食べて、相変わらずアルコールは2杯程度も、1人2千円程度。こういう気軽にふらっと人を誘って行ける店は、なかなか重宝。にぎやかな雰囲気に客の回転も早そうだけど、席数が限られるから、狙っていくなら予約が無難。閉店は24時。湯田で飲んで、しめをお好み焼きってのもありかね。

 
 
                                                    

 

泰人(たいんちゅ)(居酒屋)
場所:山口市湯田温泉1丁目11−1
電話:083−923−3689
時間:17時30分−25時、定休日:日曜
コース(2時間飲み放題付き) 5000円
阿東牛の肉じゃが 480円
ラフティ 700円
黒豚みそ 700円

湯田温泉、中原中也記念館の裏の通り(ほろ酔い通り)にある雰囲気のいい木造家屋が、このお店。店内は、6人程度座れるカウンター席、4人掛けテーブル席が2つ、20人程度入れる畳座敷からなり、長屋を改装したという和造りの落ち着いた雰囲気が好印象。

今回は、8人利用で、座敷のテーブルを利用。料理は、飲み放題付きコース(五千円)利用が一般的とのことで、そちらを。沖縄料理屋との印象があったが、どうやらそうではないらしいと、メニューを見て気付く。ラフティや沖縄もずく等数品の沖縄料理がメニューにある程度で、コース料理ではついぞ見かけず。期待が外れると寂しいものだから、念のため。

写真の刺身は、4人盛り。カツオ、カツオのたたき、サバ、サザエ、ウニとどれも鮮度がよく、魚の甘みを感じられるレベル。甘めの醤油で食べさせる良し悪しは別にして、板で出すだけあってウニも一級、期待を大きく上回った刺身にまずは驚く。その後は、シーザーサラダや唐揚げ、だし巻き卵といろいろ出てきたが、さして印象に残らなかったのは、話に夢中になっていたためか、上質な居酒屋料理の域を超えなかったためか。

空間がかもし出すほっとできる温かい雰囲気が、なによりも心地いい。古くて新しいとはいいようだけど、什器や建物の造りに見られる懐かしさと同時に、全体的に洗練された新しさを感じさせ、若者から大人まで、違和感無く溶け込める不思議な空間となっている。

ここの理想の利用人数は、4人以下ではないだろうか。ここの座敷は移動が難しく、周りの会話が気にならない分、少し距離があると聞きづらい。4人程度で、テーブルを挟んで、わいわいがやがやと過ごしたい。料理は、上質な居酒屋レベルと思えばそう外れはない。ただ、ここは、料理に大きな期待をするのではなく、友人や仲のいい人と、気兼ねなく楽しく過ごせる空間を持つ店としておすすめしたい。あの店はよかったと思い出に残るのは、あっという間に時間が経っている、居心地がいいこんな店であることが多いから。
 
                                                    

 
あるむ

あるむ
(もつ鍋)
場所:山口市周布町1-8(お花茶屋隣)
電話:083−932−2533

もつ鍋    700円
もつそば  800円
追加そば  200円
キムチ   300円


もつ鍋食べたーいなんていってたら友達が連れてってくれました。
まいぺーすな個性的なおばさんと働き者の店員が切り盛りしてます。
カウンターと座敷からなる席は、週末ともなればお客でいっぱい。
予約もしくや早めの時間帯に行った方が無難ですね。
客の入りが物語る味のほうは、安くておいしい文句なしです。
もつ系だけじゃなく、焼肉・しゃぶしゃぶ、刺身系あり。
キムチなんて絶品でしたよ。
もつ鍋 → もつそばの流れで、おなかも満腹。
ちなみに写真は、もつ鍋豆腐入り。
豆腐入りは裏メニューなので、しったかで注文しちゃいましょう。
 
                                                    

 
イタリア料理
                                                 
 

ペペサーレ
(洋食居酒屋)
場所:山口市湯田温泉2丁目3−3
電話:083−928−7763
時間:18時〜2時、定休日:日曜
パスタ 800円〜
コース 2500円〜

職場仲間で飲むのにどこかいいお店ない?ってグルメな友達に聞いて出かけたのが、ここペペサーレ。イタリア料理を中心に、新鮮な素材を使ったおいしい料理が印象的。多種のハムを使った前菜から始まり、メインは、オリーブオイルでソテーした大きな魚の香草焼。締めのパスタも含め、大皿料理を皆で取り分けるスタイルで、わいわいいいつつ楽しめるのが、いいところ。料理は、本家イタリアで気軽に出てくるような気さくなイタリアン。感動系とも、家庭系とも違う、ちょっと手の込んだ素朴な味を楽しめる。4人がけテーブル2つと、カウンターに6席程度。雰囲気を求めるより、空間を楽しむ店。仲間同士や心を許してる人と気軽に出かけたい。
 
                                                    

 

にんじん
(レストラン・バー)
場所:山口市湯田温泉1−11−31 丸富ビル2F
電話:083−925−7807
森の木の子のピザ梅の香  950円
バジリコ風大葉のあっさりスパ  800円
エスカルゴと魚貝のつぼ焼き  1500円

建物2階に位置し、隠れ家的なお店で、店内もこじんまりしたアットホームな雰囲気。
カウンター席に座ると、まさにバー。落ち着いた雰囲気に酔いつつ、肩を並べて話をすると気持ちも自然と盛り上がるはず。
正統派イタリアンっていうより、和風イタリアンも多く、創作系。ここの大人気看板メニュー「エスカルゴと魚貝のつぼ焼き」は、絶品。まあ、一度ご賞味あれ。クリーミーなソースと、エスカルゴの旨み食感がたまらん。パンに乗せていただきます。
カクテルも豊富だし、いい雰囲気の中のんびり二人っきりで飲みたい、そんな時におすすめです。
 
                                                    

 

GORGES MOUSTACHE(ジョルジュ・ムスタッシュ)
(バー・レストラン)
場所:山口市熊野町4−23
電話:083−923−3746
パスタ(ボロネーゼ) 1150円
ピッツアカプリチョーザ 1360円
野菜サラダ 800円
チーズ各種

湯田第一ビルの向かいにある建物2階にあるバーレストラン。付け出しで出てくるものから手が込んでて、何食べてもおいしいと評判を聞きつけて出かける。カウンターがあるから、一人、また少人数でも気楽に。テーブル席では、6人座ることができるから、2次会利用でもおすすめのお店。
カクテルは、十数種。メニューに、ベースのお酒と共に、アルコール度数、辛口、中口、甘口の表示がついてるから、初めてのカクテルも気軽に注文できるのも嬉しいとこ。いつもとは違うカクテルを、数種楽しむ。
料理は、黒板に15,6種類書かれたものから選択。パスタを2品とチーズ盛り合わせを。パスタは、細めの麺にソースが絡まり、これがおいしく、2次会もしっかりといただく。繊細な味というより、家庭的な素朴さのと共に確実にあるおしゃれな味と、まあ一言で言えばおいしいということかな。
チーズ盛り合わせは、5種類×2個のセットで、サンタンドレなるまさに口の中でとろける一品に出会う。ブルーチーズやヤギチーズと、世界のチーズが用意されいろんな味を楽しめる。
雰囲気もいいし、料理もおいしい、カクテルも数多い。いい感じの人とちょっといい雰囲気で過ごしたい時、1次・2次会状況に応じて使えるお店です。
 
                                                    

 
洋食
 
 

キッチン あさくら
(洋食屋)
場所:山口市熊野町933−7(ホテル防長苑駐車場から東へ50m)
電話:083−922−5363
特製ランチ(スープ、盛合せ3品、生野菜、ライス、コーヒー) 1260円
クリームコロッケ定食(カニクリームコロッケ、エビフライ、生野菜、ライス、コーヒー) 1050円
ビーフステーキディナー 4200円
特上ビーフステーキ 6300円より

家族で経営のアットホームな洋食屋。一人来店時はカウンターの前の調理風景見るのもいいけど、相手がいるときはテーブルでのんびりくつろぐ方を選択するのが賢明。
洋食王道をいく味は、食しつつ自然と顔がほころぶうまさあり。
特製ランチ3品は、白身魚のフライ、煮込み牛、ステーキ。厚さはないけど、ステーキがなによりうまい。ディナーじゃ6300円よりって、特上ステーキも扱ってる。力を入れてるステーキの一端を味わえるこのランチは、やっぱりお得だと思うね。
気軽に利用できる貴重な洋食処として、大事にしていきたいとこです。
 
                                                    

 

炭火焼きステーキ 炉舎(ろのや)
(ステーキ・ハンバーグ)
場所:山口市湯田温泉4丁目4−40
電話:083−901−1129
100%ビーフハンバーグランチ(200g) 924円
特製ステーキランチ(200g) 1890円
ランチセット(サラダ・ライスorパン・スープ) 315円

湯田にできた、気軽にお肉を食べに行けるお店。ファミレス調で、子連れで、大勢で、一人で入りやすいのがなにより嬉しいとこ。料金も手頃で、ライス(189円)のみだと、千円ちょいで立派なランチに。
熱した鉄板で音をたてながら出てくるハンバーグは、見た目から楽しめる一品。口の中で広がる肉の旨みが忘れられずに、また通ってしまうそんな店。腹いっぱいにって時には、ジャンボハンバーグ(1186円)なんて選択も。
併せてステーキもここのうり。同じく炭火で焼くこだわりが、味にまろやかさを加える。霜降りで脂の旨みをとは違う、柔らかな赤身で肉本来の旨みを味わえる。ハンバーグ共に使われる特製ソースは、より一層の食欲をそそってくれる。
ちょっとおいしいお肉でもって時に、気軽に利用したい、おすすめ店です。
 
                                                    

 
その他
  

熱食
(焼肉)
場所:山口市湯田温泉1丁目7-32
電話:083−934−9500
上カルビ 1029円
タン 997円
小腸 735円
特上カルビ握り 682円
チゲ雑炊 609円

湯田のメイン道路沿いにある、焼肉屋。炭火での焼肉に留まらず、ホルモン鍋や牛肉の握りがあったりと、多彩なメニューが嬉しい。そして、肉のほうも、ホルモンで言えば、丸腸、シマ腸、赤福、センマイ、ハツ、ミノ等十数種が並び、種類の充実さが魅力の店。

難点を言うなら、その値段。上カルビは霜降りのおいしい肉も、一皿6枚では、少々物足りない。他の肉の量もこの程度だから、結局それなりの個数を注文することになり、終わってみれば、なかなかの値段になっている。肉を評すれば、ホルモン系がおすすめだろう。小腸は、焼くほどに脂がしたたり、甘みのある脂がおいしいおすすめの一品。横隔膜の肉の付いた部位であるサガリも、赤身のおいしさを味わえ、おいしかった。特上カルビ握りは、裏面を軽くあぶった霜降り肉で、口の中でとけるしっかりとした旨みを楽しめる、抑えておきたいメニュー。

それなり肉の注文を抑えても、一人4千円は覚悟したい。値段を気にせず食べれば、5千円は軽く超えることになるだろう。ただ、ここでしか味わえないメニューも多く、湯田界隈の焼肉屋事情を考えても、ちょっといい肉を求めるなら、この店を訪ねることになるだろう。
店内は掘り炬燵式の大きなテーブル席もあり、宴会としても利用できる。仲のいい人と、ちょっと贅沢に焼肉を中心とした肉料理を味わいたい時、この店を選択したい
 
                                                   

 

寿
(焼肉)
場所:山口市葵1丁目3-37(湯田温泉を小郡方面へ抜け、とんかつの浜勝隣)
電話:
083−921−0378

安くてボリュームを求めるなら、迷わずここ。一人2千円程度で、飲んで食ってが可能なとこ。お気に入りはトントロ。旨みのある脂が特徴で他所じゃなかなか食べられない一品。ホルモン系なら、脂したたるマルチョウがおいしかったな。一皿にボリュームがあるから、考えて注文を。店内はにぎやかで煙臭くなるから、雰囲気を求めるのは間違い。肉をがっつきたい時、普段着を着て、仲のいい友達同士気楽にどうぞ。
カルビ・ホルモン・トントロに生ビール×1、ご飯×2で計3000円。
カルビは、けちらず上カルビにすることをおすすめしときます。
 
                                                    

 
 

おき
(うどん)
場所:山口市湯田温泉1丁目
電話:
おきうどん 600円
ごぼううどん 600円

湯田で飲んだしめにおすすめの店。ちょっとした路地を入ったとこにあるのが、このうどん屋。
普通のうどんで、普通にうまい。汁がいい味出ててね。
ごぼううどんは、どんぶりいっぱいのごぼう天が付いてくる、おすすめメニューです。
 
                                                   

 

菜々瀬(ばりそば)
場所:山口市湯田温泉6−8−61
電話:083−924−4800
時間:11時ー15時、17時−21時、定休日:月曜
お店紹介HP
あんかけ焼そば 650円(大盛 850円)
しょうゆラーメン 550円
ギョーザ 300円

山口の郷土料理としての地位を確立した感のある、ばりそば。暖簾分け後の争いの結果?、本家、元祖、本店と冠を付けた春来軒は、既に地域に浸透し知られている通り。中でもダンチのお気に入りだった道場門前商店街の外れの本家は、他の店にはない柔らか麺とあんが絡まりよく通ったもんだが、既に店を閉じ、なんとも残念に思っていたもの。その後しばらく遠ざかっていたばりそばも、最近お気に入りの店を見つけたから、再び食べる機会が増えてくる。そう、その店が、ここ菜々瀬というわけ。

ばりそばとは、つまりは餡かけ揚げそばのこと。パリパリに揚げた麺とたっぷりの野菜にとろみのある鶏がらスープをかけたもので、そのボリュームは、写真の通り。普通盛りで、十分な満腹感を得ることができる。菜々瀬は、麺が固すぎるほどに揚がっていないのが、まずよし。かけられた餡で次第に柔らかくなり、餡を十分絡ませて食べることができる。そして、なによりここのばりそばはスープがおいしい。しっかりとコクのある味わいで、たっぷりの野菜との相性もよく、最後まで飽きずに食べることができる。

ばりそばの特徴は、ポン酢をかけること。半分はそのままで、残りはポン酢をかけてと案内があるが、個人的には、コクのあるスープとさっぱりとした酸っぱさの共演こそがばりそばのおいしさだと思っているから、一口スープを飲んだ後、早速たっぷりのポン酢をかける食べ方をしている。しっかり酸味の効いたコクのあるスープが、時に食べたくなるばりそばの魅力なんだろう。

店内は、壁沿いのカウンター席の他、テーブル席も数個あり、一人、家族と気軽に利用できる。ばりそばを食べたいなら、まずここを試してみることをおすすめする。
  
                                                    

 
 
 
  
  
湯田温泉 道場門前 郊外
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温泉宿が連なる湯田温泉地域一帯。そこは、同時に山口市の飲屋街・歓楽街でもある。
観光客から、会社帰りのサラリーマン、グルメを求める女性たち、近くの大学から流れ込む学生と多様な人達を飲み込む街。
様々なニーズに対応した、お好みの店を厳選して紹介。お店選びの参考にしてもらえたら。
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