旅行経緯 |
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2004年末、有給休暇の2日を加え、12月25日からの10連休を確保。 のんびり家で過ごすかな、そんな思いもあった。 それでも、このホームページで2000年に訪ねたタイへの旅行記を編纂した時に思い出した、 「東南アジアの一人旅が自分に与えてくれたもの」。 自分の原点を見つめなおすため、旅に出よう、そう決意した。 12月20日 連休5日前、友人と最近行った旅行の話をし、そこで初めて、海外に一人旅に出るのもありかなと考える。 12月25日から30日までの5泊6日を候補に航空券の空き状況と値段をネットで調べ、福岡−バンコク間が往復56,000円程度という相場を把握。許容範囲の値段に安心しつつ、海外には次にいつ行けるかわからないのだから、どうせなら、行ったことがない行きたい場所に行くべきでは、との思いがよぎる。 前回のタイへの旅を終えた後に考えた、次はアンコールワットを目指すという思いを実現すべく、ベトナムとカンボジアを組み合わせたチケットを探すも、ツアーに限られ、値段も13万円近くと大きく条件から外れたことから、断念。それなら、これまでの節約旅行ではなく、ある程度の贅沢旅行でこれまでとは違うタイを満喫しようと、方向転換する。 6日間滞在するなら、バンコクだけでは物足りない。これまでの旅で感じた、タイでの鉄道旅行のおもしろさを味わおうと、鉄道を使い、目的地をもう一箇所増やす行程を計画。鉄道でタイの南部までを往復することは時間的に厳しいため、オープンジョーを利用した、バンコク入、プーケット出のチケットを探す。 なぜプーケットか?。それは、プーケットから船で2時間行った先、そこには、東南アジア一美しい島・ピピ島があるから。きれいな海でダイビング。これをもう一つの目的に加えようと考えた。 12月21日 ネット版ABロードでチケットを探し、候補となる複数の会社に電話連絡。プーケット入、バンコク出のチケットが入手可能であることを確認した後、チケット時間を基に、旅行計画をたてる。 12月22日 旅行会社に航空券代57,000円を振り込み、旅行に行くことが確定。後は準備して、旅立つだけとなった。 |
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旅行計画 |
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航空券の時間に基づき、旅行計画を策定 12月25日 福岡発10時10分 → 台北着11時40分 台北発12時40分 → プーケット着16時15分 到着後予定 プーケット島タウンで宿を探し、泊 ピピ島行き船チケットを旅行代理店を探し購入 12月26日 クルーザーorエキスプレス船 プーケット発8時30分 → ピピ島着9時30分 到着後予定 午前:宿を探し、泊 午後:できればダイビング。一応5年前取得したライセンス引っさげていく予定 夕方海辺ビーチで開かれるサッカーに参加(の予定、いや参加してやる) 12月27日 午前:海を満喫 午後:エキスプレス船 ピピ島発13時30分 → クラビ着15時00分 ACバス クラビ発16時00分 → スラーターニー着18時30分 マレー鉄道EXP.SP.38(class2 寝台) スラーターニー発22時26分 → バンコク着9時45分 12月28日 午前:バンコク着9時45分 前々回からお世話になってるカセサート大学を訪問 午後:宿を探し、泊 寺院見学・ムエタイ鑑賞 12月29日 バンコク散策 12月30日 バンコク発8時50分 → 台北着13時20分 台北発16時20分 → 福岡着19時30分 台北3時間で台湾を満喫する。(飛行場内だけど・・) 以上 ネット掲載の時刻表の変更、船・鉄道等便の空き状況、宿の空き状況等、現地での状況により柔軟に対応。 とにかく、プーケット入り・バンコク出は確定しているから、それだけに間に合うように動く。 当初は、30日台湾到着後、一泊して31日日本帰国を検討したけど、台湾での宿に空きがなく諦める。 タイはなんとかなる自信があるけど、知らない土地では冒険ができない。 台湾には安宿がないともいうし・・・。 なんとかはなるんだろうけど、年末年始を考えると、確信が持てないから。 |
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12月25日 |
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行程 7時05分 家出発 7時35分 新幹線(新山口駅)発 9時00分 福岡空港(国際ターミナル)着 9時40分 出国カウンター通過 10時10分 飛行機(日本)発 時差−1時間 11時40分 台北(台湾)着 乗り換え 12時40分 台北(台湾)発 時差−1時間 16時15分 プーケット(タイ)着 両替9000円 → 3000B (1B → 3円) 空港 → プーケットタウン(ミニバス100B) 旅行代理店で宿(400B)決め、ピピ島行き船(450B)予約 タウン内を散策(メモ帳8B、布製バッグ150B、サンダル250B、水7B) 夕食(タイ海老フライドライス・コーラ70B) ナイトマーケット散策 支出計 1365B(4095円) |
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旅立ち → そしてTHAILANDへ |
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出国 先週から続く風邪は完調とまではいかず、暑い国に行けば何とかなるだろうという楽観的な発想の元旅立つ。 実家発のこの旅は、時間にうるさい父親にせかされ予定より早めの出発。新幹線の出発が7時40分過ぎだから、7時35分までに到着しておけばという思いも、新山口駅に着いたのは7時25分。Tシャツにカーディガンを羽織った薄着での待機となることから、憂鬱さを感じるも、ふと見上げた電光掲示板に掲載された出発時刻は、7時34分。 ってぎりぎりじゃん。 大急ぎで乗車券を購入し、新幹線に乗り込む。う〜ん、これは最初から先が思いやられるなと。 福岡空港国際ターミナル着9時00分。旅行会社担当者から飛行場でチケットをもらう段取り。 最初の指示は、「飛行機発着2時間前(8時10分)に来てください」というもの。その場合、新幹線乗車が6時になるから、それは避けたい。経験上、早く到着しても待たされるだけだからという思いもあり、前日に電話し、8時45分頃行きますからと勝手に変更。空港到着後、国際ターミナルの位置が分からず、予定より15分遅刻した9時00分に到着。まあ、1時間前だし大丈夫よねと担当者からチケットをもらいチェックインへ。 ところがところが、出国カウンターにできたるは長蛇の列。正月休みの出国ラッシュにもろかぶり。搭乗時刻は9時40分、現在時刻は9時10分。まあなんとかなるでしょう、いざとなれば割り込みさせてくれるだろうしと列の消化を待つ。結構ぎりぎり、9時40分に出国カウンターを通過し、無事飛行機に乗り込み出国へ。 飛行機はチャイナエアラインで、台湾を経由しプーケット入り。そう、この便は台北での乗り換えが必要になる。福岡出発直後の機内食では、シーフードを選択。味は薄めでいまいちながら、久々に食べるめざらしさも手伝い完食。台北では、乗継場所を迷いながらも無事搭乗。直後に2度目の機内食が出るも、一度目から2時間も経たずにというのはちときつい。それでも無料とくれば、今度はチキンを選択し、味見程度にいただく。味は・・・、まあ贅沢は言うまい。 プーケット到着 入国カウンターには、サンタの帽子を被った管理官。 うーん、今日は12月25日、メリークリスマスですな。 プーケットタウン 目指すはプーケットタウン。安く街まで行ける手段として、空港からミニバスを選択。 すぐにピピ島に行きたい中、プーケット泊を選択した理由は、この日にピピ島に行ける時間の合う船便がなかったことと、明日朝一でピピ島に行くためには、プーケットタウンが一番便利なところだったことから。 まずは、今日の目的として、宿の確保と、旅行代理店で明日のピピ島行きチケットの確保を目指す。 空港から走ること数十分、結局ミニバスが着いた先は、旅行代理店。 あぁ、提携している訳ね。 宿はプーケットタウンに着いてから、歩いて探すつもりだったけど、話を聞くだけでもと立ち寄る。 提示は、ファン付きの部屋で800B。 話にならない。こちらの予算は、300B。まずは、200Bでないかと聞く。 今度は向こうが話にならないと呆れ顔。 まあ自分で探すからと、プーケットタウンの地図をくれというと、400Bならあると再提案。 う〜ん、300Bは? ここプーケットに、そんな安いところはないだって。 まあ時間も遅いし、探すのもめんどくさいから400Bで了解。ついでに、ホテルからの送迎付きピピ島行き船チケットを購入する。 プーケットタウン散策 旅行代理店から宿まで、ミニバスで移動。 着いた宿は想像以上に立派な建物で、重厚なカウンターでチャックイン。 いや旅行代理店を通すとさすがにいいホテル、ラッキーと一人喜びをかみしめる。 ところが、カウンターのお姉さんがどうぞと指すその先は、ホテルの階段とは違う裏口方面。 えっ、こっち部屋がないですよ?と聞き返す。 いや、そっちだからっていうから、ホテルを出て裏に回ると別のホテルが出現。 それもかなり年季の入った。 なる程ね。そりゃ、そうだよなとひと気のないホテルへ移動ということに。 でも400B(1200円)って結構いい値段なのよ。 内装はそれなりだけど、バストイレ付き。それもトイレにティッシュが付いている。 これだけで、十分贅沢ですっかり満足したわけで。 リンク(ホテル内装等) 夕食&ナイトマーケット散策 さて、初日の夕食は、と考えて、無理のないフライドライスに。つまり炒飯。 唐辛子入りの食事で初日から胃腸を痛めつけるわけにはいかない。長い旅の始まりだから。 ナイトマーケットは、散策しながら偶然見つけた市場。 外国人が少なく、地元の人の買物所みたい。 食物・果物・服等々ちょっとしたスーパー並みに物が揃う屋台が立ち並ぶ。 久しぶりに味わう、若者から夕食を買う家族や老夫婦まで、一日の終わりに地元の人たちで賑わう雑多な雰囲気が好きだなと。 リンク(食事&ナイトマーケット) ![]() 勝手にコラム 日本人 海外に出るとどうも日本人に思われない。それはそれで結構嬉しいことでもあるが。 本日の実例紹介。 @飛行機内でのスチュワーデスさん。前の人まで日本語で対応してるのに、突然自分から英語の会話に切り替わる。なんとなく日本人で固めて席を取っているみたいだけど、不思議なことで。 Aプーケット島で入国手続き後、料理屋のチラシ配る現地の兄さんにかけられた言葉、「ニーハオ」。一体何事かと一瞬考えたが、あっ中国人と間違えたのかと。プーケットは華僑が多いから、と納得も。 Bナイトマーケットに出かけると、お店の人からタイ語で話しかけられる。まあね、地元の人向けの市場でほとんど外国人を見かけないしね。その親しげな会話の内容が気になる。若い女の子だったので。 でも、日本人って思われないって楽ですよ。少しおもしろい奴だって思われる感じが。 外国に行くと日本語を話すのなんか恥ずかしく、全て英語で返します。 英語 発音はもっともらしいけど、きっとネイティブには変な感じと思われているはず。だって発音記号など気にせず、耳学問の独流ですから。 英語勉強なんて学生時代のみ。嫌いじゃないけど、暗記がめんどくさいんで成績は・・。 今や少ない単語の記憶も劣る一方。ほんと日常会話程度で。 話すのはなんとかなる。でも聞くほうがね。 これをなんとかしたくて、教材(スピードラーニングって知ってる?)を試すも、使う機会なけりゃ続きもしない。いまだヒアリングは苦手で。 でも英語は度胸よね。 コンプレックスなんてちっともない。話せばいいのよ。日本人には英語を話さない。文法がなってないし、英語=知識みたいなのがだめ。要は言語。意思が伝わればいいのよね。日本語でさえよく聞き逃し適当に答えているのだから、英語も同じ。よくわからなくても、適当にそうそうと答えている。たまに方向が違うなと思うと、勝手に話題を変え、今の会話はなかったことにと。絶対間違えちゃいけない重要なことは、自分の言葉で確信が得られるまで何度でも確かめる。そうすればほぼ問題ない。英語なんて顔の表情とジェスチャーで結構乗り切れたりするしね。 でも英語の表現好きなのよ。 単刀直入なところが。YESかNOかはっきりしている。むしろ英語の方が自分を表現しやすい。 日本語には一言一言に背景があって、誤解されるんじゃないかと使い方に気を使う。それが趣であり、使い方によってはおもしろいし、色々な表現が可能となるけど。その点英語はすごい使いやすいのよ。だから何が言いたいの?っていうことがない。この文章みたいに回りくどい言い方をしなくても良くなると。 タイ人 タイ人は大好き。東南アジアの喧騒の雰囲気とタイ人に触れるために旅先を選んでいるようなもの。熱帯地方だからか、その陽気で外国人を受け入れる開放的な国民性。人と助け合うという生活に浸透している仏教徒としての一面。微笑みの国といわれる、笑顔のたえない姿。全然関わりのない、街をぶらぶら歩いている外国人に対し、普通に話しかけコーヒー奢ってくれたり、バスで隣座っていたらいつのまにか友達になっていたり。そういう人達だって知っているから、こっちからも結構気軽に話をしたりする。本当いい気分にさせられますよ。 |
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