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12月28日
 
行程

8時30分   宿を出行動開始
9時00分   アロハウエーブへ電話
         〜14時までVISA関連で行動
午後      街中散策 ・地元スーパー
                ・デパート(ロビンソン)
                ・インターネットカフェ
                ・本屋


飲物   ・ミロ 15B   ・コーラ 20B  ・コーラフロート 15B
      ・水 11B
朝食   ・麺、コーヒー 47B
昼食   ・サンドイッチ、コーラ、オレンジJ 140B
夕食   ・焼きそば風麺、ビール 110B
軽食   ・ソーセージもどき 10B
文房具  ・ペン 15B   ・葉書 45B   ・切手 34B
      ・フォンカード 200B  ・新聞 120B
服     ・ジーパン 620B  ・長袖シャツ 210B  ・靴下 39B
宿     200B
インターネット  25B


支出総計   1,876B(5,628円)
 

 
プーケット散策
 
航空券
まずは、購入テレカを使い、国際公衆電話からアロハウエーブに電話すると、留守番電話を確認し、29日プーケット発のチケットがとれたという。
はっきりいってすごい。
今プーケットは、国外脱出希望者の一大拠点で、全くチケットが取れない状況。
正直、30日バンコク発の便も諦めてたのに。いや、アロハすごい。感動した。
(行程)
 29日15時 プーケット発 − 台北着
 29日 台北泊
 30日16時 台北発 − 福岡着


クレジットカード
片やVISA。
前回聞いた電話番号は、国際公衆電話からかけても、ちっともかけられない。
どうやって連絡を取れというのか。
歩いて見つけた、ホテル併設のフォンサービス店と強引に交渉。
フリーコールだから、お願いだから電話かけさせてくれと。
かなり強引にいいくるめ、嫌な顔をされつつ電話をする。

連絡がついた時の担当者の一言。
三井住友の承認はおりたけど、送金する米の銀行とまだ連絡がつかない。2、3時間後にまた電話をしてくれ。
朝一にもらえる話できて、やっとできた連絡で・・・。色々思いはあるが、諦める。
お金がないと前に進めないのだから。
とにかく早めの対応をお願いする。
聞いた電話番号は、国際公衆電話から全くかけられないから、有料でいいから国際公衆電話でかけられる電話番号を教えてくれと必死に頼み、一般回線とコレクトコール2つの番号を聞きだす。
お金が手元にくるまでは安心できない。しばらく節約して過ごすことにし、街中散策を行う。

3時間後、国際公衆電話に向かう。フリーコール番号は相変わらず使えない。コレクトコール番号も反応しない。一般回線番号、電話がつながりカードの度数は減るが、声等何の反応も聞かれない。
なんだこれは?、混雑してるからか?、何度も試すが状況は変わらない。
度数だけが減り、フォンカード1枚目が終了。お金が入るかどうかわからない状況で、国際フォンカード代300Bは非常な冒険。いや、きっとつながるはずだからとようやく探し当てた販売所で購入。30℃を越える中での街中移動に疲労はピーク。国際公衆電話の場所を変え、色々試すが反応なし。ホテルの電話からならと色々お願いに行くが、どこも国際電話をかけさせてくれるところはない。フリーコールだから、コレクトコールだからと必死のお願いも、体よく断られる。

ふと、街中のお店にならぶ新聞が目に入る。
ピピ島での被害がタイで一番大きいようだ。トップでその情報が扱われている。
大変な状況の中生き残ったんだと実感する。
全てなくしたことを現実的に思い出す。
何もない状況で、自分ではどうすることもできない状態で、必死で考えるがVISAへの連絡手段を全くなくした状況で、なんとか電話を貸してくれと可能性を模索し、色々頭を下げ断られる状況が繰り返され、それでもVISAを頼らざるを得ない、自分に対するくやしさ、情けなさで泣けてきた。
というか、電話ボックスの中で泣いた。
そして、もう一度だけ指示のあった電話番号全てに電話し、全く反応がないことを確かめ、連絡を取ることを諦めた。
東京の事務所では、こっちの必死な気持ちなんてわからないだろ。
一言いってやりたいが、電話がつながらないから諦めた。

ただ、電話をしなければいけないという義務感から解放され、気持ちに余裕が生まれた。
大使館から借りたお金。残りで何とかやり過ごそう。
VISAと調整した手数料込み5万円の請求。
ああ、好きにしてくれ。好きなだけ払ってやる。
その代わり、緊急時に対応するシステムのない、屈辱的に断念させられたおたくとは二度と関わりたくない。
そう、三井住友VISAカードとは、これで終わりと。


涙にくれたテレフォンボックス




朝食
まずは、朝の腹ごしらえ。
旅行会社とVISAの2社に連絡後、近くのお店で朝食を取る
今日こそヌードルと、米麺&あっさりスープの食事を選択。
調味料(唐辛子・酢・砂糖等)を少々加え、タイらしさを演出。
いや、やっぱりタイヌードルはおいしいですね。
結局、この店で朝食後、年賀状&日記作成で長居する。






街中散策
やっぱり、ぶらぶらと見ず知らずの街を歩くのは大好きで。
特に外国ともなれば、人を見ているだけでもおもしろい。
ちょっと気になるお店をのぞいたり、街のつくりを見てみたり。
外国に行くとスーパーは必見。
生活に密着したその場は、地元の人の生活が見て取れる。
物価も見えるし、なかなか興味深い。
日本の製品も結構入り込んでいるもので、かな文字メインの商品説明の中、申し訳なさそうにタイ語で補足のシールが貼られていたりと、こんなのでいいのかと思ったり。
屋台ほど安くはないけど、一般会社員にとって生活の場なんだろうなと実感する。

   
左:スーパー入り口
右:スーパー内部。基本店員さんはさぼってだらだら話してます。うん、タイらしい。



タイ道路事情
タイには、基本的に歩行者用の信号がない。
皆タイミングよく車の間をすり抜けて渡っていく。
自分はそういうのが得意だから上手にかわせるけど、中にはいつまでも渡れない外国人がいたり。
プーケットの街中の道は、一方通行の連続で成り立っており、その接合部分が円形のロータリー交差点となる。いつもは片方だけの車の流れを見ていればいいけど、ここでは全方向の確認が必要になる。車は時速3,40kmで走っているけど、運転する方も轢かないように気をつけているから、意外と大丈夫。危険を感じたら、下手に動かず道の途中でも止まる。車が止まることはないけど、上手によけてくれるから。そんな適当さで事故を見ないから不思議なもので。


プーケットのロータリー交差点



ショッピングモール
タイの暑さに、夏ばてモード。水分をばんばんとってなんとかしのぐも、少々きつくなってきた。そこで、なんとかクーラーの効いた場所をと訪れたのが、ショッピングモール。
ショッピングモールを訪ねたのには、もう一つ目的があり、明日の出発に備えて服を購入すること。手持ちの服はTシャツ、短パン、ビーチサンダルのみで、これで、日本の冬に耐えられる訳がないと。
明日立ち寄る台湾での一泊も危うい。台湾の予報気温14度で快適に過ごせる服を考える。
まずは日本でもはけるようにジーパンをターゲットとする。
予算は、残金を考えと1000Bまで。
それ以内で全てそろえることを条件に動く。

ショッピングモールの中は、小さな店が乱立するタイらしいつくり。
ブランドものを扱うおしゃれなモールではなく、地元若者が集まるショッピングセンターといったところ。
2階建てで、1階にはそれなりのきれいな高級店も見られるが、2階は雑踏としたお店で埋まり、一度行った店がどこかわからなくなる、サバイバル感のある雰囲気が楽しい。
ゲーセン・ボーリング場・カラオケに映画館まで併設し、若者のプレイスポットという面も。
中・高生らしき制服を着た学生も多く、タイ文化の一端を研究。
2階に集まる数軒のジーパン屋を適当に見てまわる。
お店を見てまわるのはジーパンだけじゃなく、もちろん店員さんも。
ああ、この笑顔いいな。そんな店員さんのいる店で色々話し、気に入ったパンツを試着。
ちょっと小さい。それならこっちは?と再び試着。
あ、これはサイズもいいし、色も申し分ない。
うん、これにしようって値段を見ると970B。
って一箇所で予算オーバーはさすがに厳しい。
最初に見たの600B台だったよね、値引きできる?って聞くと、620Bに。
あら、そんなもんですか。一応ブランドDIESELなんだけど、こりゃお得と。
せっかくなんで、食事に誘おうと、今日の上がりの時間を聞く。
22時30分までだって。それはちときつい。
君がかわいいから、時間があれば一緒に食事に行きたいと思ったんだけど、ちょっと難しいねと。
照れてる顔がかわいくて、一枚写真撮ってきました。
お金がない?、いや他を削って捻出しようと。
多分に男ってそういうもんです。まあ、店を間違えなきゃそうお金もかからないだろうし。

      
ショッピングモール入り口と店員さん


ショッピングモール周辺は、色んなお店が立ち並ぶ一大買物スポット。
お土産物屋から、日常雑貨まで。
本当に色々買いたい物が目白押しで。
ただ観光客料金考慮し、思い切った値引き交渉が必要と思うけど。
もちろんそんな予算はなく、お土産一つも買わなかったけど。
ごめんなさい、ちょっと期待していた皆様。
このHPの切番ゲット者に何かプレゼントしようと思っていたのに、諦めました。






宿(オンオンホテル)
本日の宿も無事確保。
今後の移動を考え、タウン中心部の宿を選ぶ。
名前を聞いて、地球の歩き方に紹介されていた宿だと気付く。
部屋を見て、ファンが回ることを確認し、即決。
だって安いんだもん。
共同トイレ・バスで140Bから。
めんどくさいので、200Bのトイレ・バス付きのファンルームを選択。
これまでの最安値だけあり、ベッドは一層固く、床は心持ち傾斜、トイレはタイ仕様。
いや、全然問題ないんですけどね。
洗濯物を干すロープもあり、大満足の部屋でした。

    
ポルトガル様式という重厚な門構え




夕食
タイ最後の夕食。タイ料理を存分に味わおうと、勢いは良かった。
結局入った店は、タイ料理を扱うという中華系の店。
人が多いし、おいしいだろうと。
めずらしくクーラーの効く店に少々の不安を感じ。
そう、やっぱり結構値段の張る店だった。
一品100Bがざら。
一品3,40Bの品を2,3品と考えていた構想はもろくも崩れる。
まずは、このタイの旅に乾杯とタイのビールを注文。
食事の方はというと、最安値の蟹肉入りフライドヌードル。
味はなかなか良かったが、これだけで終わった夕食が寂しい。
結局ナイトマーケットの屋台で、再びタイ風ソーセージを買い、タイの夜を満喫することに。


タイといえば、シンハービールで。
 

 
 
 
 
 
旅行記(2004)