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12月29日
 
行程

9時00分   朝食
10時00分  宿チェックアウト
11時00分  ショッピングモール
12時20分  イミグレーション
14時00分  プーケット空港着
15時15分  チェックイン
19時40分  プーケット発
24時40分  台北着
2時30分   ホテル到着



朝食   ・パン 10B  ・コーヒー 15B
飲物   ・アイスチョコ 55B  ・水 30B
空港税  500B

支出総計   生活費110B(330円)  空港税500B(1500円)
 

 
プーケット脱出
 
今後の生活費
お金は限られた。後は支出を抑えるだけ。
ガイドブックに載った食事所に出かけたりと、ちょっとしたリッチな旅行も視野に入れていたけど、完全な貧乏旅行になってしまった。日本での新幹線代を考えると、両替手数料を考えて2000B以上は残しておきたい。プーケット空港利用税500Bを含め、3000Bを残すことに。となると、現在の手持ちが3400B。もうほとんど使えないというわけだ。




朝食
宿泊したオンオンホテル隣のオンカフェへ。
まあ、アイスコーヒーあればどこでもよかったので。
朝食セットを避け、パンのみ10Bとアイスコーヒー15Bで格安に朝食をすます。
手持ちの文庫本を読んだり、今日の予定を考えたりと1時間ほど滞在。
そのまま周辺散策へ。
プーケットタウンは、ここ数日歩き回っているので、ほぼ完璧に把握。
お土産に本屋でおもしろい雑誌がないか物色。親切にビニールで包まれた雑誌は中身がわからず、購入を諦める。その国の流行を知るには、ちまたのポピュラー雑誌が一番なんだけど、内容を見ないと写真を中心としたものか、タイ語による読み物中心のものかは判断できず、値段もいいから、そう簡単に投資もできないと。
少し遠くに出かけようと、チャックアウトをしにホテルに戻ることに。


本当に小さいパンで。セットが食べたかった・・。




再びショッピングモール
17時15分発の飛行機。
チケットがないから、3時間前にチェックインに行くようにとの指示。
14時に空港に着くために、逆算しての行動を開始。
現在11時。後3時間である。
まずは、お金がなくても涼しく過ごせるショッピングモールへ。
商品というより、買物客を見学。いろいろな人がいて、人間観察に飽きないもの。
2階をうろうろしていたら、突然の異変。
ショッピングモールの電気が消え、真っ暗に。
どうやらこのモールだけ停電のよう。
しばらくして点灯したが、ショッピングモールでさえ・・・、なんともタイらしいと。
1階ドラッグストア店頭で流れるは、取扱商品のCM。外国のCMは、発想も豊かでおもしろい。しばらく釘付けとなる。
CMを見ていると、昨日ネットカフェで会った日本人と会う。
チケットが取れないと嘆いていたが、どうやら30日の便を取れたみたい。
日本の新聞持っていることを羨ましがられたので、あげることに。ちょうどいいタイミングで会ったもの。


再びプロビンシャルオフィッス
昼時をむかえ、さらに移動。
目指すは、プロビンシャルオフィッス。(被災者緊急避難対策所)
昨日時点の情報では、もう人が少なくなっているとか。
まだ閉鎖されていないことを信じ、40分ほど徒歩で移動。
もしまだやっているなら、食事と飲物にありつけるはず。
あわよくば、無料バスでエアポートまで。
お金の無い身は、もうここ以外に頼るところがないんで。

一応第一の目的は、渡航書に入国スタンプを押してもらうため。
無ければもめるかもよと忠告されたのが昨日道で出会った日本人から。常識的にそう問題ないという気もするが。
相変わらず30度を超える灼熱。
のどの渇きに耐え、途中道に迷う欧米人2人組みの道案内をし、ようやく到着。
タイ人の道案内程頼りないものはない。一生懸命なんだけど、大概間違っている。今回は、2人組をタイ人数人で囲み道を教えているところに割って入り、現在位置と目的地への行き方を教える。何せプーケットタウンはほぼマスターしているもので。

プロビンシャルオフィッスはといえば、やっているどころかまだまだ盛況。
施設もさらに充実の模様。
さっさとスタンプをもらい、状況把握。
行方不明者、死亡者共に掲示板は、大幅増。
見かけた日本人が掲載されていないことを確認し、日本人用のテントへ。
途中でもらった食事と水を持ち込み、日陰を求めての移動。
テント内には、2日前最初に連れて来られた時に案内してもらった女性スタッフがおり、その後の様子を聞く。
その後、今日来たばかりという日本人スタッフと対応等気になることを話し合う。
エアポート行き無料バス乗場を教えてもらい、無事移動開始。
ただ飯を食って、ただで移動。感謝・感謝の一言というか、ここ来なければ本当に食事抜きの生活になっていた。本当に助かりました。

    
左:まだまだ盛況、各国臨時大使館
右:さらに増えている行方不明者掲示板




プーケット空港
プーケット空港は、日本から到着した時には考えられないほどの混みようで、各航空会社のチェックインカウンターには長蛇の列ができている。
チャイナエアライン事務所でチケットを発行してもらい、無事にチェックイン。
早めの到着で、15時30分にはターミナル待合室へ。
あと1時間少々で乗り込み時間かと、時間を気にしながら待っていると、館内放送が。CINA646機は、途中バンコクに立寄ることになり、2時間遅れの19時40分出発に変更になるとか。
まあ、そんなもんでしょう。もとより時間通りなんて期待していないので。
乗継じゃなく、台北泊なので、飛びさえすれば何の問題もありません。

出発が遅れたためか、待合室で弁当とスプライトジュースが支給される。
これは助かる。
お腹が減っていたし、冷たい飲物がほしかったから。
手持ちの文庫文も読み終わり、後はぶらぶらと時間を潰す。

19時40分に無事出発した飛行機。
早々出てきたのは機内食。
さっき食べたばかりでもう結構。
毛布を被り、睡眠タイムで4時間後に台北へ。


プーケット飛行場内チェックインカウンター前




台湾入国(24時50)
タイ時間24時前。時差調整し、台湾時間1時前着。
入国手続きを終え、バスでホテルへ。
アロハ旅行会社から受けた指示は、入国後トランジットルームへ向かい翌日のチェックインを行うこと。パスポートじゃなく、渡航書のため本来台湾に入国できず特別な手続きがいるとのこと。
それが気になり、バスに乗り込む前に確認するが、まあとにかくバスに乗れだって。そういわれたら、そうするまで。まあ入国できたんだし、なんとかなるでしょう。

ホテル着は、2時30分。
ホテル代無料は確認済み。食事付かどうかは不明。
もちろん金は一切使えず。また使わないように、両替をせず台湾通貨を一切持たずの入国。
まあ、食事が付いてなければ我慢すればいいと。
ホテルのチェックイン時に渡された、朝食&昼食券にかなりの安堵。
後はドリンク。
室内冷蔵庫にかすかに期待。ってやっぱりないよね。
あったら?もちろん飲むよ。支払い?できるわけないじゃん。お金がないんだから。
事情を話せばきっと許してもらえるかなと。もしくは航空会社が対応してくれるのではとその程度で。
室内に入ってびっくり。なんと結構一流ホテル。
セミダブルベッド×2個。テレビ付き。
これなら十分暇が潰せる。

朝食は9時までにとのこと。
食べ損なうわけにはいかないと、8時20分に目覚ましかけ、4時に就寝する。


クリスマスムードたっぷりのホテルロビー
アロハ旅行会社の話と違い、連れてかれたのミラマホテルじゃなかったですよ。
泊まれればいいかと気にせず現地の指示通り動きました。
 

 
 
 
 
 
旅行記(2004)