12月25日 12月26日 12月27日 12月28日 12月29日 12月30日
top
12月30日
 
行程

8時30分   朝食
12時00分  昼食
13時10分  ホテル発空港へ
16時25分  台北発
19時30分  福岡着


新幹線代   5000円
 

 
日本帰国
 
ホテルでの行動
予定通り、8時30分過ぎに1階朝食会場へ。
味は・・・、うまくはない。ただで飲食ができるんだから、贅沢を言ってはいけないか。
日本で言えば、ビジネスホテルの洋食バイキングという感じだけど。
基本外国の食事は、旨みというか、味がない。
単純に素材に味らしきものをつけたという感じ。
旨み調味料まであみだす日本人の味覚では、少し寂しいもの。

朝食後から昼食までの間に考えたこと。
台湾といえば・・・、小龍包でしょう。
せっかくなんだし、小龍包を食べに市内に出ようと。
はい、忠告は十分承知していますよ。
パスポートがないんだから、外に出てはだめ。
でもね、せっかくの台湾だし。
普通聞かれないでしょ、パスポートを持っているかって。ホテルに置いているって言えばいいし、もしだめなら知らなかったって言い張るべしと。
まずは朝食後ホテル周辺を散策。
近くのコンビニで、台湾の生活スタイルを研究。
ホテルのロビーで、さあ街への行き方は、と探してみる。
このホテルの場所はどこ?って聞くと、ロビーの無料台北マップには載っていないとか。
そもそもここは台北市内ではなく、違う市だと言う。
あらら、それじゃ話にならない。
だいたい小龍包代さえ持ち合わせていないのに、タクシー代なんてあるはずがない。
ちょっと残念だが、諦め部屋で一休みすることに。

昼食で小龍包等飲茶が出てこないかなとは最後まで期待していたこと。
もちろんそんなことなかったけど。
でも昼食は、予想外にリッチ。
肉料理があれば、シーフードもあり、いなり寿司にデザートまで各国料理が集結。
かなり満足にいただけましたよ。


昼食




空港手続き
ホテルから空港まで、バスで連れてこられたまではいい。
その後、パスポート紛失者は、係員に連れられ別行動。
といっても単に違う入口から入らされ、普通にチェックイン。
問題が起きたのは、出国手続きで。
見慣れない渡航書で担当官が処理しきれず、別の個室へ連れて行かれる。
ちょっとクラスの上の人が対応。
日本語が話せる人で、いろいろ話しをする。
何か問題があるのか?
昨日トランジットに行っていないという弱みがある。
やっぱりまずかったかなと少々弱気。
しばらくたって、担当官から説明。
日本人はパスポートがあればビザは不要だけど、渡航書では入国できない。
次に台湾に来る時は、パスポートで来るようにと。
次から気をつけろってことね。もう来れないっていうことじゃないでしょと確認し、そりゃもちろんと。
その担当官は、日本に住んだことがあり、福岡や鹿児島にも行ったよと話してくれて、かなり気さくで驚き。
だって、いま李登輝さん日本に来ているでしょ。
対外批判を感受し受け入れた日本人をそうむげにできないでしょうと、たかくくっていた自分は、甘いのかな?
まあ、これで無事出国となったわけで。




日本到着
18時30分。時差調整し、19時30分日本到着。
入国手続きでさっそくひっかかり、別の場所へ移動。
なんか悪いことしたみたいでちょっといやな感じ。
続いて、手荷物検査。
日本だけよね、こんなに厳しい荷物検査をしているのは。
他の国じゃ担当官さえいないことも多いような気が・・・。
最初の旅行の帰国時、バックパック一つの姿を大いに怪しまれ、バック内全てをチェックされたもの。
で今回はというと・・・、布製バッグ一つとビニール袋を提げている自分に対し、
担当官「荷物はそれだけか?」
hiro答え「全部流されたからね」
これだけの会話でスルーパス。
いや、いまや日本でも通じます。って単に荷物がないだけからか。




山口自宅へ
残っているお金、2800B。
単純計算でも8400円。
ここから為替の変化と結構大きい手数料で、いくらの日本円になるか。
まあ、5000円あれば新山口駅まで新幹線で帰れるからと安心感はある。
ところが、福岡空港のインフォメーションでの話し。
両替は店が閉まり、明日以降になる。
って何のために必死に節約して・・・。
だいたい他の国では普通に23時くらいまで空いていますよって、空いていなきゃまずいでしょ。外国の方はどうするわけ?東京三菱銀行がだって。なんてお役所仕事な会社だ。利用者の利便性とか考えたことがあるのかな。これだから外国銀行を入れろって話になるのよ。競争がないから、そんなのんきなことを平然とやっているのよね。

でもでも、そこまで言い寄らず。
なぜかって?
お迎えがあったから。
旅行会社アロハウエーブより北村さんが。
来るってわかっていたら、もっとお金を使えたのに・・・。
でもその場で1万円を借り、これで山口に帰ることができました。
本当にありがとうございました。
電車で食べてとお菓子までもらいました。
地下鉄まで付き合ってもらい、ありがとうございました。


ありがとう、北村さん。



博多駅で博多ラーメン食べたいなと店を探すが見つからず。
代わりに、炭火焼鳥の店でつまみを買って、新幹線に乗り込む。
いや、なにはともあれ無事家に戻れたわけで。
なんとも色濃い、思い出たっぷりの旅でした。



                                  END

 

2014年12月26日改訂(一部加筆修正)
 
 
 
 
旅行記(2004)