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江戸屋横丁への入口にあるのが人力車乗車上。
1回3千円からあり、値段によって回るコースが異なる。
せっかくの機会だからと利用してみては?
小路に人力車、見ててほんとに映えるけど、乗る度胸はありません。
右写真は白壁に奥に咲く梅。
人力車乗場から江戸屋横丁に入らず少し真っ直ぐ行ったとこ。
花に群がる小鳥をいれたかったけど、どんなもんかな。
三横丁 御成道 食事
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高杉晋作誕生地で、庭には産湯に使ったとされる井戸が残る。
高杉家は広島時代から毛利家に仕えてきた譜代の臣で、何代にも渡り能吏を輩出した。
家格は大組で、幕末の家禄は二百石。
1839年に生まれた晋作は、吉田松陰の松下村塾や藩校明倫館に学び、23歳で藩主跡継ぎの小姓役として藩に出仕し、将来を期待されたエリートだった。
1862年に欧米列強の支配を受ける上海を視察して危機感を抱き、翌3年6月、下関で庶民の入隊も許した奇兵隊を結成。幕府軍との戦いの指揮をとるが、1867年4月、下関で結核のため29歳の生涯を閉じた。
明治44年、総理大臣伊藤博文が顕彰碑に刻んだ「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、衆目蓋然、あえて正視するなし、これわが東行高杉君にあらずや」という言葉が、彼を想像させる。
入場料は100円で、建物内部を見学できる。
高杉晋作誕生地
リンク(彩陶庵HP)
左:本館ギャラリー
一流の作家の作品が並ぶ。人間国宝級を始め萩を代表する作家の作品が揃い、高いものは30万という値段も。1万程度の品もあるけど、なんとなく観賞用でいつも寄るとこ。
右:ロフトギャラリー
手頃に購入できる作品から並ぶ。結構お気に入りの作家の作品もあり何個かここで購入。いろんな店あるけど、まずここをおさえたいとこ。
萩焼ギャラリー 彩陶庵
彩陶庵 彩陶庵
毛利家御用達の豪商菊屋家。
菊屋横丁はその名の通り、菊屋の横通り。
どこまでも続く屋敷の壁にその規模の大きさを感じれる。
蔵部分の壁はなまこ壁と呼ばれるもののつくり。
菊屋家の一部には、総理大臣田中義一の生誕地があり菊屋横丁からその場を確認することができる。
菊屋家なまこ壁
菊屋家
「日本の道百選」にも選ばれている菊屋横丁。
白壁通りから見える木々とのバランスが絶妙。
江戸当時を偲ばせるその雰囲気を存分に満喫したい。
菊屋横丁

三本の小路の両脇、江戸屋・菊屋横丁と比べ、あきらかに寂しい小路伊勢屋横丁。
路の途中に取り立てて有名な建物がないこともあり、路を歩き雰囲気のみ味わえる。
電柱の地中化も行われず、ちょっとさみしいところ。
伊勢屋横丁

リンク(建物内部)
木戸孝允(桂小五郎)の生家で、門前には「木戸孝允誕生地」の石碑が立つ。
漢方医の長男として生まれ、8歳の時大組の桂家の養子になる。しかし、まもなく養父母が亡くなり、実家に引き取られ、20歳で江戸へ剣術修行に旅立つまでここで過ごした。
建物は公開され、当時の建物とともに木戸が撮った写真が展示されている。
高杉晋作
木戸孝允生家
青木家3人を紹介
周防大島出身の青木周弼は、大阪や江戸、長崎で蘭学を学び、藩医に登用された。藩校明倫館に西洋医学所を設けて後進を育成したことでも知られる。
現在の建物は、安政6年(1859年)に新築したもの。
周弼の弟研蔵もシーボルトに師事した医者で、長崎から萩に種痘を持ち帰り、維新後は天皇の大典医を任じられたが、明治三年海難事故でなくなった。
研蔵の養子となり青木家を継いだのが厚狭郡出身の周蔵。明治になり周蔵は初の駐ドイツ公使に任ぜられたり、山県・松方内閣では外務大臣を務めて条約改正にあたった。
旧宅内部は公開されており、江戸末期の建物の作りと庭を堪能することができる。
ちなみにペルー事件の青木大使は、先祖にあたる。
旧宅の見処は、何を置いても庭から見える臥竜梅。
もともとの独特の形状に咲いた小さな梅の花は絶品の域。
青木周弼旧宅
円政寺
円政寺は、神仏習合の名残として、境内に金毘羅社をもつ珍しい寺。
赤い大きな天狗の面は、高杉晋作が小さな頃度胸をつけるため通ったという話が残る。
また伊藤博文が少年時代寺に小僧として預けられ、住職から読み書きを教わったと伝えられる。
近くに住む桂小五郎もここで遊んだことだろう。
立派な松の木がそびえ立つ石畳の入口の雰囲気は、どこか落ち着く別世界への入口を演出する。

三本の小路の一番東の通り。
白壁の通りには昔ながらの木造建築が並び、高杉晋作、伊藤博文が遊んだという円政寺、青木周弼や木戸孝允の生家も再現されている。
江戸屋横丁
外堀から東側一帯を指し、碁盤目状の町筋に、豪商や藩士が住んでいた。
中の総門からの通りは御成り道で、表通りから南に向かい三本の小路が通っている。
それぞれ角の豪商の名をとり、東から江戸屋横丁・伊勢屋横丁・菊屋横丁と呼ばれる。
維新の英傑のゆかりの地が点在するその街。
昔の雰囲気を残す建物と共に、その空気を味わうことができる。

城下町
全体景色 笠山 食事処
堀内 城下町 旧松本村
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